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ありおり日記

2023.07.24 ありおりはべりいまそかりの想い

はじめまして。

 

ありおりはべりいまそかりのオーナーです。

わたしのことと、この「ありおりはべりいまそかり」をオープンさせた想いをお伝えさせて頂きます。

 

 

私が25歳の頃、高野山の大阿闍梨さんと庵主さん(女性の僧侶)とひょんなことから知り合いになりました。

それまでのわたしは、「科学で証明されない事はない。目に見えない事はインチキ」

そう思っていました。

神仏への信仰心の欠片も無かったんです。

 

ところが数々の不思議な体験を経験させて頂き、それが根底から崩れました。

 

「願いを叶える事」

「人を救う事」

「命を助ける事」

「病気を治す事」

 

様々な経験をさせて頂いたのです。

 

細かい事は追々書いて行こうと思いますが、インチキもはびこっていると思いますが

ホンモノもあるんだなぁと素晴らしい体験をさせて頂くことが出来ました。

 

様々な体験をさせて頂く際、共に様々な日本全国の神社仏閣

いわゆるパワースポットへ連れて行って頂くことが出来

そして、様々な修行、正しい作法、様々な不思議な体験をさせて頂きました。

 

「私達が教えた事は誠の事だ。神仏(かみほとけ)の世界の事だ。今後あなたの目の前に現れる困っている者に対し、今迄あなたに教えてきた事をシェアしなさい。そのために私達はあなたを修行させ、真実を伝え、見えるようにさせて理解をさせている。しかし世の中金儲けのニセモノもはびこり、神職や仏職のものでもちゃんとしていない者もおる。心ない事も言われることは必ずある。そして辛い言葉を言われることもあろう。そういう心ないことを言う者は無視し、あなたの目の前で困っている心の綺麗な者に伝えて言ってあげなさい。そしてシェアした内容を聞いた者がどう解釈し、どう理解し、どう行動するかには関知するなよ。なぜならどうとるかは個人の自由だからだ」

 

 

そう教わり、十数年も学ばせて頂くことが出来ました。

 

 

日本全国の神社仏閣に一緒にまわらせて頂きました。

当時信仰心のないわたしには、辛い体験もありましたが何故か気がつくと最後までやり遂げておりました。

 

 

和歌山にある高野山は別格中の別格です。

当時は高野山に行くには約半日かかりましたが、御大師様(弘法大師空海)に会いたくて

そして大阿闍梨さんに呼ばれて年に数回あがらせて頂きました。

 

厳かな高野山の奥の院。

本堂の前には長い木の台が並んでいます。

そこにはみかんやお餅、まんじゅう、お酒が並んでいます。

いわゆる「お下がり(おさがり)」です。

 

お下がりとは、参拝客が持ってきた「奉納品」つまりは

神様・仏様への手土産のお裾分けです。

 

奉納品はどの神社、お寺でも必ず、神様・仏様の前に置いてくれます。

神様・仏様はそれを喜び、頂いた奉納品に波動を入れると言われています。

波動の入った奉納品は少ない数であれば、神社仏閣で使用するらしいのですが

高野山のように熱心な参拝客が多いところでは数が多すぎるので

その奉納品を「お下がり」として、参拝客に振る舞ってくださるのです。

 

そこには「弘法大師空海の有難いお下がりです。ご自由にどうぞ」

と書いてあります。

 

それが嬉しいのなんの。食べるのがもったいない程ですが

1個頂くだけで寿命が延びたり、良い事がありそうな気がします。

 

卑しいわたしは高野山に行く度、「今日はお下がりあるかな・・・」と考えてしまうほど。

そして期待通り行く度、お下がりは毎回あるんです。

 

 

大阿闍梨さんはこう仰いました。

 

 

「人は誰かにお願いにあがったり、おじゃまする時は3000円位の菓子折りを持っていくだろう。だから神仏に行く時も同じだろう。普段は良いが、せめて真剣なお願いの時や御礼の時はお神酒や菓子折、果物を持って行ってもいいだろう。この世もあちらの世界も同じだ」

 

「そして願いを叶えてもらうために祈願し、それが成就したのなら1升を2本奉納しなさい。お願いより御礼だぞ」

そう教えて頂きました。

 

それからというもの、日本全国の神社仏閣へ行くとお下がりはないか、そう見るようになりました。

京都の今宮神社や福岡の神社、大阪の神社、島根の神社ではお下がりがあり、頂くことも出来ました。

さぁ、地元東京はどうでしょうか・・・。

 

まったくないんですよね。

そのカルチャーすら知らない。

 

知らないなら、それを発信していきたい。

だったら自分の地元の東京大神宮参道でいつか甘味処兼お土産処をオープンさせ

そこで困っているわたしの目の前に現れた心の綺麗な方に自分の経験したことを含め情報をシェアしてあげたい。

そして奉納品→お下がりのカルチャーを東京でも浸透させたい・・・

そうずっと願い、それを2021年コロナの最中ご縁があり、果敢にオープンした次第です。

 

 

まだまだわたしの力不足で

「神様・仏様へ手土産を」

「奉納品を持参して参拝」

「願いが叶ったら御礼」

というカルチャーがまだまだ東京では浸透できていませんが

これも生涯のわたしの仕事だと思い、毎日毎日1人のお客様にお伝えしています。

 

 

去年の夏の熱い時、とある神社の神職の方が当店にいらしゃいました。

「お宅が奉納品を・・というのは迷惑だ。神社は望んでいない。参拝客がお金を落としてくれないと神社としては困るんだ。こちらは祈祷してもらいたいわけでお神酒ばかり要らない。お宅はかき氷や甘酒を売っていればいいんだ」

そう言われました。

 

なんて心ないんだろう。これが神に遣っている方の言う事なんだろうか。

信仰する気持ち、神様にすがる想い、神様が喜んでくれるんじゃないかと想う参拝客の想いをなんと思っているんだろう。

腹が立ちましたが、大阿闍梨さんに言われていたことだったので、「あ~~。こういうことか」とがっかりしました。

 

 

でもわたしは大阿闍梨さんから教わった教えをホンモノだと信じ

これからも、「ガチのお願いの時はお神酒持って行ってもいいよね?」とお客様にお勧めし

「願いが叶ったならお神酒1升を2本持って行こうよ」とお勧めしていきます。

 

 

いつか東京の神社仏閣が奉納品で溢れ、お下がりが生まれますように。

そんな微笑ましい事が起きますように。

良い事の輪廻がぐるぐる渦巻きますように。

 

 

そう願い、今日も奉納品を勧め、神様への甘え方をお伝えして参ります。

 

 

最後に当店の取り扱うお神酒は、伊勢神宮御料酒蔵元である「白鷹」のみ取り扱っております。

 

白鷹は伊勢の天照大神に捧げられる唯一の蔵元。

日本酒を作る井戸である「宮水」を8本も持っている生粋の蔵元。

 

由緒正しきお酒のみを取り扱っております。